新曲の嵐#226「2018年冬.zip」

「2018年冬.zip」

soundcloud.com/matsukiayumu




西高東低に/気圧が/配置される
東京にもれなく/冬が/セットされる
アコースティックギターが/街を/駆け巡る(Gibson J160E)
一切合切を/全部/コードに乗せて/運ぶ
ずっと/鳴っている(一体誰が?)/ずっと/鳴っている(一体なんで?)
ずっと/鳴っている/アコースティックギター


外苑東通りを/走って/行く
時代錯誤な/マニュアルの/トランスミッション
曽我部恵一の/新譜が/もう出てる!(There is no place like Tokyo today)
突然/Bluetoothが/途切れて/音が飛ぶ


ずっと/待っている(一体なにを?)/ずっと/待っている(だからなにを?)
ずっと/待って/待って/待ち続けたら/いっぱいになったーーーーー


SSDも/ハードディスクも/君の心も
同じ/ただの/入れ物
音楽はたまに/それをオーバークロック/する
世界で/交わされる
Merry Christmas


ずっと/待っている/ずっと/待っている
ずっと/待っている/ラグランジュ点で/待っている
ずっと/待っている(一体なにを?)/ずっと/待っている(だからなにを?)
そう言われると/なにか/わからなくなってくる/年末…


246も/須磨海岸も/グリニッジ天文台
同じ/夜を/迎えて
君の笑顔/だけが/僕を/ノックする
世界で/交わされる
Merry Christmas
And
HappyNewYear

「2018年のマニュアルトランスミッション」発表

matsukiayumu_transmission_jkt.jpg


このアルバムは寄せ集めのような集合です。2010年代半ば以降に作曲してSoundcloudに公開された音楽の集合体です。
そういった意味では所謂「新作アルバム」とはちょっと違った意味合いのアルバムかもしれません。
ただ、その時々を反射した楽曲が羅列された集合を、今1つにまとめてweb上に存在させておきたかったのでリリースしました。
本作はSpotifyでのストリーミングやiTunes store等の販売のみで以前のまつきあゆむ作品群のような自主経路データ販売の予定はありません。


これらの色々な事柄の大きな理由は、自分の中でのインターネットの役割と音楽のあり方の変化によるものです。
アルバムという単位は消失し、全ての音楽と価値はシャッフルされ、CDも、ハードディスクに詰め込んだ音楽ファイルでさえ時代遅れになりつつあるそんな時代に自分が残しておきたかった作品です。


この作品は「2018年のマニュアルトランスミッション」という名前で「星の数ほどのmp3」という歌いだしで始まります。
多くの楽曲は発表時よりアレンジや楽器に手を加えたり、ミックスを新たに行なったり、リフィニッシュしてあります。
そしていままでの作品と同じく、ヘッドフォンでの大音量リスニングに最適化されています。


この寄せ集めの集合をどうかあなたが楽しめますように。


Spotify
iTunes Store





2018/04/27 まつきあゆむ

新曲の嵐#225「BREAKING NEWS」 

新曲の嵐#225「BREAKING NEWS」 
soundcloud.com/matsukiayumu 


年末は/なぜこんな/大気が/澄むのかを
人類は/いまだに/解明/できていない
知っている/ようで/なにも/知らないさ


7日前/12弦の/アコースティックギターを/手に入れた
使いどころは/あまり/ないけど
おがくず/みたいな/音で/鳴るんだ

今年も色々あった/10大ニュース/みたいなやつじゃなくて
もっとプライベートな/やつさ/君の心につきささった
ホッチキス/の針は/深い


BREAKING NEWS
君だけの/極個人的/ニュース
それだけが/その心を
動かして/いる
星の/降る/街で


1月の/空/高く/どんどん/寒くなる
風をきり/どこへでも/飛んでいく/ために
最近/とった/普通自動車免許


君には/無限大の/可能性が/確かに/あって
そうさ/僕なんか/打算的な/現実主義者
でも/君の大言壮語/だったら/なんか
信じて/みたい


BREAKING NEWS
僕たちの/極個人的/ニュース
それだけが/この世界を
動かしている
雪が/降る/街で

新曲の嵐#224「夏のセンターグラウンド」

新曲の嵐#224「夏のセンターグラウンド」
http://soundcloud.com/matsukiayumu


街が/黄金色に/なって
フリー素材/みたい/になった
日々の/温度変化に/ついて
みんなが/議論中
8月は/サージェントペパー/一択
「Lovely Rita」は/特に
音量を/少し/あげて
ピアノソロまで/あと/70秒


制汗剤の/匂いで
今が夏だったと/わかった
薄着に/なると僕は
今が夏だったと/わかった
心の/目盛りを/しるす
ための/ドラフティング/テープ
を/貼っては/またはがして
よれた/ドラフティング/テープ


夕方に/雨が降って
洗濯ものは/台無し
あっという/間に/また晴れて
飛び立っていく/鳥達


8月の/雲は/まるで
マイクロファイバー/SFみたいだ
広大な/夏の/前で
今/溶け出して/立つ瀬も/ないね
その/瞬間
その/瞬間が
夏/なんだと
僕は/わかった
ここは/夏の/センターグラウンド


どうか/失速しないで/走って
駆け抜ける/ように/生きて
その/小さな情熱を/消さないでは/くれないか?
なんて/勝手な話しを/人は/人に/託して/しまって
今日も運命が/渋滞中/大規模/障害/発生中


夜は/ちゃんと/眠れるかい?
思い出す/ことも/少し
LEDの/街灯
街が/また/光りだして


高速で走り出す/景色の中で/心が跳ねる
バックアップも/ないまま/電車にのって/光の渦へ
その/瞬間
その/瞬間も
気温は/上昇中
僕は/わかった
ようやく/わかった


あの時/言えなかったことは/もう言えない
無くなった/公園には/2度と行けない
今年の/夏にいた/僕らは/もう/ここにはいない
世界中の/エアーコンディショナーでも/冷やせない/気温が上昇中

新曲の嵐#223「スタンドアロン東京」

新曲の嵐#223「スタンドアロン東京」
http://soundcloud.com/matsukiayumu



風切って/街を/歩き出す/空は高くて晴れてる
涙色の/ダウンジャケットに
かじかんだ/手はポケット
悲喜交々/一切合切を/トートバッグに/放り込み
自動改札を/抜けて歩き出す
行く当ても/ない/人々


このクオンタイズ/され過ぎた/世界で
生きる/気分は/どんなだい?
初めては/一度しかない/最後だって/そうだよ
もう会えない人たち/まだ会える人たち
君は/どっちに /なにを/捧ぐ?


君とした/くだらない話も
あっけなく/忘れてしまうかな
なんて/つい思うが


夕暮れを/見たら/僕を
思い出して/くれない?
壊れかけた/機械/仕掛けさ
スタンド/アロンで
僕らは/駆け抜ける
冬の/東京



一人で/過ごす/夜は
一人で/聞くよ/音楽を
デットパン/気味な/君の歌声が
ヘッドフォンで/流れ出す
それだけで/少し/救われてしまうんだ…



いつかまた/君に会えたら
言えなかった/事が言えたら
なんて/つい思うが


車窓から/見える/夜が
デジタル/みたいで/切ない
今夜も/一人で/過ごすの?
それも/いいさ
惨めで/あっても
走れ!/走れ!
スタンド/アロンで
冬の/東京



Standalone In Tokyo

新曲の嵐#222「ブランニューカレンダー」

ブランニューカレンダー
http://soundcloud.com/matsukiayumu


今年/最後の夕日が/落ちる
Goodbye Goodbye
人類最後の/明かり/みたいさ


君には/2度と会えない/かもな
Goodbye Goodbye
あの時ちゃんと言えばよかったな/ああ/どうかな


今年/最初の朝日も/昇る
Nice to meet you
君とみた/映画を/少し思い出した



ハードディスクの回転音/レコードのノイズ/まっさらな一日/新品のカレンダー

新曲の嵐#221「未来を君に」

「未来を君に」
http://soundcloud.com/matsukiayumu



星が/降り注ぐ/夜/だ
総天然色/の/夜/だ
春の/匂いの/夜/だ
オート/リバースで/再生を/始めた
夜/だ!


(Here comes the night)


少し/はにかんだ/君を
まだ/見たこと/無い/君を
春の/匂いの/君を
忘れない/ための/心の/HDDを


なにかを/悔いて/泣いて/いるのかい?
それでも/全部/君の/ものだよ?
 

春のせいで/歪んでる/ギターも
春のせいで/滲んでく/景色も
僕の視力が/落ちて/いく/その前に
そう/せめて/この未来を/君に
君に。


まだ/星が/降り注ぐ/夜/が
群青/色の/夜/が
4月の/夜は/いくら/歩いても
夏の気配が/すぐに/僕らを/つかまえる


気づけば/いつも/夜は/落ちてる
あの月が/きっと/君を/守るだろう


春のせいで/涙もろく/なっても
春のせいで/全て/間違っても
いつか/タイムマシンが/できても
僕は/きっと/もう戻らない/だろう
夏が/全部/さらっていく/その/前に
そう/今は/この未来を/君に
君に。君に。
Oh,I need. (我愛你)