続/新曲の嵐について

最近、僕は思うことがたくさんある。
それはなるべく、凄い質の高い音楽に変換して、みんなに伝えようと思っている。


でも、ちょっとだけ。



スタッフに対しても、リスナーに対しても、共演者に対しても、バンドセットを共にする人に対しても、とかく、音楽に関することは、とても高いテンションで関係していたい。
逆に私生活や部屋はわりかし(とても)だらしないから、すぐに風邪とか遅刻とかするんだと思うけれど、音楽に対してくらいは人一倍、誠実にいたいと、最近はっきり思う。


音楽に関わる、僕の前にいる全ての人と、胸を張れる仲でいたい。胸を張れる人でいて欲しい。



そんな思いで、続いている新曲の嵐
嵐はとても切なくて、楽しくて、寝不足になって、音楽が好きになる。


これをやる意味は、きっと色々あって、それは新曲を作ったら早く聞かせたい、ということであり、僕の音楽への愛情表現であり、それを聞いて欲しい欲であり、なにか即効性のある音楽的な今までに見たことのないようなものをしたい、という感情の爆発であると思う。



包み隠さず言うと、新曲の嵐が、ダウンロードできなくって更新されていくのは、この生々しい音楽的な感情をリアルタイムに感じて欲しいからで、そして、季節を感じたり、歌詞にぐっと来たり、もっと気に入ったら旧譜のCDを買ったり、ライブに来たり、新曲の嵐っていうのがあるよ、って友達にいってもらったり、して欲しいから。


多分それは、良い音楽であれば必ずWEBから消えても、心に残っていくと思うから。


そして、それは、僕がもっと素晴らしい形でCDショップで買えるCDにして、またリスナーへ帰っていくと思うから。


いつか僕の音楽にも、きっと帰って来ると信じているから。


そのとても音楽的な流れを信じて欲しいから。


もちろん、どうにかして音楽を繋ぎ止めることが出来るのは想像がつくし(スピーカーから録音だって出来るし、なにか他にも方法はあるのかも)、それが別段悪いことだとも思わない。この前、実際ライブの時に新曲の嵐の曲タイトルを毎週手帳にメモしている人にあってとても,嬉しかった。そういうの、もちろん嬉しい。



でも、一番やりたいのは、そういう「音楽の力」で、僕の音楽を繋いでいくこと。





音楽の力は、一番凄い。
ぼくは悲しい気分でもないのに、何度マジカルミステリーツアーに泣かされたわからない。
サージェントペパーの前で立ち尽くし、アデイインザライフで胸をぎゅっとしたかわからない。


それを、盲目的な程、強く信じている。


だから、僕はなりふり構わず、新曲の嵐を広めて、なりふり構わず、月曜に新曲を書き、ずっと更新していくと思う。
そうじゃないと、夜も、眠れない。

それ程に、僕はいま音楽に向き合っていたい。






と、思っています。
と、伝えたかったです。