身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もある

という事で、新曲の嵐をほっぽってアルバム制作にいそしんでいます。
ダブルアルバムにしかできないこの熱量、風景。



最近はひさしぶりにライブ見に行ったりしてました。
前述の映画は4回見ました。何度見ても圧倒されます。芸術の意味を知る。

あと宇宙に関する色々を夜が明けるまで調べたりしていました。
137億光年ってどんなとこ(僕らが見える宇宙の果ての限界点、だそうです)。光の早さでもたどり着けない場所ってどんな世界。
東京の隅に住んでいる自分ってどんなもの。



核融合についても興味深いです。
とてもうろ覚えで書きますが、核融合の研究所においては国をあげて兆の単位で作った巨大な設備を何十台ものスーパーコンピューターと100人の技術者たちが前日から準備して、それでもわずか「15秒程」しか動かないそうです。その15秒のために費やされる金額や年配のスタッフたちの熱量と機械然とした核融合炉の荘厳さを想像すると、なんか知らないけど涙が出そうになります。
これは性癖の一種なんですかね。理由が自分でも説明不能です。



とにかく、圧倒されるような真実って世の中にはたくさんあります。


そんな中思う所色々あり、音楽の未来はかなり暗いと思います。


昔、中学生のときに感じていた、音楽の光と闇というよりも、たちの悪い灰色の世界に突入中、のような感じがします。
音楽に出来る事はどれだけ残っているのでしょう。
音楽の力はまだ有効か。



僕の新しいCDは、そんな世界にはっきりとした光を灯す物になって欲しいと思って作っています。
また。




新曲に気が向き次第、嵐は更新しますから。
http://www.myspace.com/matsukiayumu