新曲の嵐#175「シュレーディンガーの子供たち」

ほんとは子供たちに歌って欲しかったんですが、すぐに呼び出せる子供の友達がいませんでした。



シュレーディンガーの子供たち」
http://soundcloud.com/matsukiayumu



僕らは見ている/大人たちの事を
いつかは僕らも/ああなるの?
想像も出来ない


僕らが見ていた/世界の輪郭を
量子/コンピューティング/シュミレート
そこにはなにが見える?


湿度の上がった/雨上がりの街/僕らは汗のかき過ぎで
体温調節機能も故障する


僕らは/僕らは/無量大数な/未来の中から
いつも見たい世界を1つだけ/つかんで保存する
だけど全てを/全てを/見ようとすると/多世界解釈
明日も君に会えるか/すら/わからずに
夜は明けてしまう


僕らはいつでもスロウダウン
毎秒いつでもそうだ
このオーバーフロウしてるのなんだ?
胸が虹で一杯


形状記憶の/勇敢な心に
リンクの切れた/セーブデータが
たくさん/浮かび出す


縮まる距離と/君の肌の匂い/引き延ばしたいこの夏
つかなくていい嘘が
僕らをいつのまにか
子供と呼べないなにかへ
変えてしまう


僕らは/僕らは/犬を撫でる/無邪気な目を見て
「いつかなくなる」それを見て/ただただ笑っている
そして世界や/宇宙や/いつもの街の景色が/変わってしまっても
弱気になんかならないで
規格外の
ストーリーを
君の声で聞かせて