式日でした/新曲の嵐#67「２６」

今日は朝早く起きて、曲を作って録音して、夜はライブのためのリハーサルしていました。

ジョンレノンは２６歳の時「リヴォルヴァー」を録音していたはずです。
ウェインコインは２６歳の時あまり売れずにアルバイトしていたはずです。
村上春樹は大学をやっと卒業してジャズ喫茶をしていたはずです。
宮崎駿は東映動画で初めて劇場映画を作り、初めての子供が生まれたはずです。

それぞれの人たちのそれぞれの人生。
ロンドン、アメリカ、東京、国分寺。
同じ２６歳の彼らはどんな気分で、どんな景色の中にいたのだろうか。

大体、毎年誕生日が来るたびにそういう考えてもしょうがない事を考えて過ごすんですが、今日は僕は僕らしく新曲を作って音楽の練習をしました。

たくさんのコメントやメッセージありがとうございます。嬉しかったです。
そのお返しといってはなんですが、新曲の嵐をどうぞ。
地味ですが、とても気に入っています。

「２６」

ずいぶん苦労したんだね／自分の居場所をみつけるだけで
だけどもやっと見つけたよ／自分の場所はここだったんだ

嫌な事たくさんあったろ？／なるようになるから気にはするな
良い事少しはあるだろう／もっと想像つかないような出来事も

電気をつけて、テレビを付けて
優しくされると
涙が出るから止めてよ
涙が出るから止めてよ

風が吹く／谷の間に間に
僕は行く／振り返らずに
雲が流れる／電車が走る／鳥が飛んでく

無い物ねだりのバカヤロー／でも憎めない奴だよほんとは
一年前はなにしてたっけ？／燃える夕日に聞いてみな

世界は最高で世界は最低さ
考え事なら
明日はどんなになるだろ？
明後日はどんなになるだろう？

過ぎて行く／時の間に間に
君といる／忘れないように
雲が流れる／電車が走る／鳥が飛んでく
歌は力を失ったかい？／君は君を続けているかい？
あの白黒の猫は元気かい？／あの公園はいまでもあるのかい？