新曲の嵐#65「コンプレッサー通り」

もう火曜ですか。しまった、遅刻した。
結構、待ち合わせとかに遅刻するタイプです。反省してます。

新譜の作業にかかるとついしばらくそのモードにはいってしまうのですが、たまに新曲の嵐で新しいものにアイデアを試すというのは絶妙のサイクルだと思います。

最近手前味噌ですが、新曲の嵐のクオリティーが思ったよりあがってるので、嬉しい反面いい感じで下げたいです。
新曲の嵐の一番の売りは荒削りで、「作った瞬間がほぼそのまま」聞けるっていう所だと考えているので。
というか、完成させすぎないようにする、っていうのは意外と大事な事なんですよね。なんでも。

とにかく最近は新譜をモーレツに作り込んでいます。
言葉では説明出来ないですが、前作よりさらに、かなり、とっても突っ走った感じになる模様です。
いわゆる普通の環境で通常のエンジニアと通常の作り方をしない方法を選んだ以上、自分側に振り切るしかないんですね。

それでも納得いかせる物を作らないと僕は、未来がないです。って言う事に最近改めて気づいて良い意味で気持ちが引き締まっております。
がんばりますよ。良い物作る。

話が長くなりました。
新曲の嵐をどうぞ。タイトルの「通り」は「ストリート」の意味ですよ。

「コンプレッサー通り」

眠りすぎて頭が痛いんだ／いつの間にかすっかり昼も過ぎていて
頭がガンガンする／足下くらくらする
青すぎる空に輝く太陽

昨晩は強い風が吹いたんだ／流される雲がよく見えたのさ
夏がくるって本当？／春が終わるって本当？
君にも見せてあげてみたいよう

コンプレッサー通りを／君と歩いた
君を思い出すときは／いつもその風景

ところでコーヒーでも入れようか？／あ、そうか君は紅茶が好きだったなあ
思い出話をしたい／君は聞いてくれるかい？
時間はどれだけ残ってるんかい？

希望を歌うのはとても簡単で／真実を歌うには勇気がいるよ
人はいつか死ぬ／無くなってしまうから／
好きじゃない物なんか／無視していいんだよ

本当はみんなにわかって欲しいんだ／本当の事を打ち明けたいんだ
矛盾だらけでももっと／今僕が無くなる前に
君のそばにいて話しかけるよ